海外滞在中に気をつけたいこと ①注意点 -その1



前回の記事でテロや重大事件に巻き込まれた時のための対策を書きました。
せっかくなので、関連して海外の治安について少し書きたいと思います。



海外旅行や長期滞在の際、渡航先によっては周りの人から「向こうは治安が良くないらしいから気をつけてね」と言われる人も多いでしょう。

海外の治安と一口に言っても、程度はさまざまです。
まず、大まかな指標となるのが外務省の海外安全ホームページに載っている各国の治安レベルです。

危険レベルが、白色(レベル0)から赤色(レベル4)までに色分けされて表示されているのですが、基本的に皆さんが行く国はレベル0~1、悪くてレベル2の国だと思います。


危険レベルが0なら安心かというとそうではありません。

命の危険を脅かされるような危険に会う可能性が極めて低いというだけであって、スリや置き引き、盗難などの軽犯罪は頻繁に起こっています

ヨーロッパの人気観光地フランスのパリやイタリアのローマ、スペインのバルセロナなどはこれらの被害が多発していることで有名です。


現地に長く滞在していると人を見てわかるようになってきますが、海外旅行で短期滞在する場合や、留学で現地滞在たスタートしたばかりの頃はそういうわけにもいきません。


今回は海外旅行に行く人や長期滞在の予定のある人向けに、注意点とこのような犯罪に合わないためにどう対策すべきかを、複数回にわけて解説したいと思います。


私が注意点・対策として特に取りあげたいのは以下の6つです。


  • 地下鉄や電車、駅のプラットホームでは財布やスマホに注意
  • バーやクラブなど大人の遊び場も要注意
  • 観光名所では手荷物やポケットに入れているものに注意
  • 宿泊施設も100%信用してはいけない
  • 住宅街や細い路地などを一人で歩かない
  • 治安の悪いエリアを事前にチェック
  • たびレジ、在留届を出しておく



この記事では、このリストの上3つ、注意すべき点について解説していきます。


<公共交通機関を利用する時の注意点>


海外に旅行に行くと、地下鉄やバス、トラムなど現地の交通機関を利用する場合が多いはずです。

移動の合間に次に行く観光地やオススメのレストランを調べたり…という人もたくさんいるでしょう。
ただ、ちょっと待ってください。
あなたの周りの環境を見回してみましょう。

人が多くて混雑していませんか?
出入り口の近くに乗っていませんか?
バス停やプラットホームなど、広いスペースにいませんか?


公共交通機関はスリや盗難が多発する場所です。

人が多くて混雑していると身体同士がぶつかったり触れたりしても違和感を覚えませんが、気付いたら何か取られていた、という場合が多いです。

おまけに、数人のグループが近くに乗ってきて、あからさまに観光客のバッグをあけたり物を取ろうとすることもあります。

また、乗り物の乗降口やバス停、プラットホームなどでスマホなどをさわるのもできるだけ避けるべきです。
スマホに集中している間に荷物を何か取られたり、スマホ自体を奪い取られて走って逃げられると、現地に慣れていない場合はもうどうしようもありません。


筆者は用事でパリに行った時、一日で両方のパターンをみました。

地下鉄でガイドブックを読んでいた中国人のおばさん2人組を、若者5名くらいのグループが囲み、バッグを触っていました。

また別の時間に電車に乗っていると、出入り口付近でスマホを触っていた女性がいたのですが、小さな駅で停車して出発する間際、若い男性がダッシュでそのスマホを奪い取って逃げていってしまいました。


スリを生業としている人もいるので、そういう人たちはプロです。
見た目で観光客だとか、この人はスキがありそうだとか判断できてしまうのです。


被害に合わないためにも、公共交通機関を利用する場合は周りの状況に十分注意するようにしましょう。
何駅か乗る場合であれば、面倒でも車両の真ん中あたりに移動して、できれば荷物を抱えて座りましょう
そうすれば、被害を防ぐことができます。

<バーやクラブでの注意点>


成人していれば、海外でナイトライフを楽しみたいと思う人も多いでしょう。
現地のバーやクラブに行く機会があるかもしれません。

こういう場所では財布から知らない間にお金やカードが取られていたり、置き引きにあう可能性もあるのですが、酔っ払っていることもあり発見が遅れがちです。

貴重品は常に身につける、スマホなどをカウンターなどに置いたりしない、カードよりも現金を分散して持っておくなどの対策を心がけたいものです。
特に、クレジットカードはなくなると停止の手続きやら大変ですので、気をつけましょう。
(現金ならまだ取られても諦めがつきます)


これらの軽犯罪以外にも、海外のナイトライフでは気をつけなければならないことがあります。
それはドラッグです。

海外は日本に比べてドラッグが身近にあります。
多くの国や地域では違法ですが、クラブやバーの中や周辺にアヤシイ人が普通にいて、「買わない?」と普通に声をかけてきたりします。

普段はまともな人でも、お酒が入ったりこのような場所に来ると手を出す人もいます。
長期留学などで海外生活をしていると、クラスメイトが吸っていたタバコは実は…なんてこともあります。

海外にきてまで犯罪者になりたくないですよね。
売人に声をかけられたり、知っている人に怪しげな物を薦められたら、はっきりNOと言いましょう


また、このような場所だと、そこで会った人からドリンクなどを奢ってもらったりすることもあるかと思います。
しかし、すでに準備されていたドリンクなどは口をつけないようにしましょう(特に女性)。

睡眠薬などが入っていて、意識がはっきりしないうちに金品などを取られたり、暴行被害に合う可能性だってあります。

私の友人の一人は、韓国で実際にその被害にあってしまいました。
寮の近くのコンビニの前でケータイ片手に泣いていた彼女の姿は忘れられません。

日本でも同じだと思いますが、ナイトライフにはいろいろな誘惑がつきものです。
でも、海外はあなたのホームグラウンドではありません。
海外だからこそ余計に気を引き締めてかかる、くらいの心持でいるようにしましょう。


<まとめ>


この記事では、海外滞在中に気をつけたい注意点・対策の6つのうち、2つをご紹介しました。
要約するとこんな感じです。

公共交通機関を使う場合の注意点

スマホや財布などの持ち物に注意
周囲の状況をよく確認する
降車口付近ではスマホは極力触らない
バスや地下鉄などではできるだけ車両の中央に移動し、荷物を抱えて座る


ナイトライフの注意点

貴重品などの置き引きに注意
カードよりも現金を分散して持つ方が安心
ドラッグに注意
知らない人からドリンクをもらった場合は要注意



次回の記事では引き続き、残りの項目について詳しくご紹介していきます。
お楽しみに!!



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最後までお読みいただきありがとうございました

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