日本について知っておきたい知識

先週は通訳のお仕事をいただいて、愛媛県の方に5日間行ってきました!
愛媛南部(南予エリア)で農泊の魅力推進というテーマをもとに組まれたコースを、シンガポール人のライターさんたちと回ってきました。


今回のお仕事を通して実感したのが、日本には私たち日本人がまだ知らない or 気づいていない魅力がたくさん詰まっていること、そして外国人にとって日本の文化や生活スタイル、歴史は未知のものなので興味を持っている人が多いということです。

自分の国の生活スタイルや文化、歴史を知るということは、留学などで海外に長期滞在する場合はとても重要なことだと私は思っています。
(もちろん、留学など関係なくても知っていて損はありません!)

海外に長期滞在していると、現地の人から日本の文化や歴史、生活スタイルや観光関連の情報について聞かれたり、アドバイスを求められたりするということは頻繁にあります。

国によっては自国の文化や歴史に強い誇りを持っている人たちも多いので、そういう人たちと話していると「自分の国なのに知らないの?」という顔をされることもあり、筆者自身もフランスとNZの長期滞在中にそれで恥ずかしい思いをした経験があります。


ですので、これから留学に行く人や海外に移住する人、また現在行っている人で日本についてあまり詳しくないという方は、最低でもこれから紹介する4つについて基本的な知識を身につけていると、滞在先で交友関係を築く上で会話が広がったり交流の輪が広がるのでオススメですよ!


まず、その4つをリストにしてみると以下の通りです。

  • 日本の基本的情報や観光地について
  • 食文化について
  • 伝統文化について
  • 歴史について


これからそれぞれについて説明していきます。


日本の基本情報や観光地について


まず、大まかな人口や面積、地理的特徴などはしっかりと頭に入れておきましょう。
さらに滞在先の国と比較できるようになっておくとなおいいと思います。
(例:「日本の人口は約1億2500万人くらいで、フランスの2倍弱」という感じ)

また、最近日本は観光に力を入れており日本に興味を持っている外国人も増えているため、日本の観光名所などの情報もある程度知っていると会話が弾みます。

全都道府県の詳細を知っている必要はありませんが、東京や京都などの人気観光地はもちろんのこと、各地方の特徴や有名な観光地を大まかに話せるくらいの知識はあった方がいいでしょう。
(例:「北海道は日本の北で夏でも比較的涼しく、冬はパウダースノーや雪祭りを目当てに多くの観光客がくる。南の九州は地理的にアジアからの観光客が多く、料理が美味しい福岡や温泉がある大分や熊本などが見どころ」という感じ)

また、観光というと東京や京都などにイメージが先行しがちですが、欧州では最近エコツーリズムやオーガニック食品など自然・天然をキーワードとしたものがブームになっています。
実際、仕事で一緒だったシンガポールのライターさんも、シンガポールにはない魅力として日本の田舎や自然を大絶賛していました。

ですので、大都市以外にも、自然が楽しめる上高地や屋久島、北海道などの情報も仕入れておくといいと思います。



<食文化について>


どの文化を語るにおいても外せない食文化。
日本食は全世界でブームになっていて、その代表格でもある(握り)寿司は世界中の至るところで食べることができます(日本人にとって美味しいかどうかは別問題…)。

現地の人から寿司に関する質問を受けたり寿司の話題が出ることもしょっちゅうですので、寿司についての基礎知識は重要だと思います。

特に私がよく聞かれたのは「寿司を自分で作れる?」「日本の寿司とこっちの寿司は同じ?」の2つです。

寿司は個人では作らないことや寿司職人がいること、日本でも回転寿司から高級寿司店までピンキリであること、海外の寿司と比べてシャリがふんわりしていてネタも多いこと、寿司と言っても握りずしからちらし寿司など種類がたくさんあることなどは、私が海外にいる間に何度も説明しました。

他にも、ご飯が主食であることや味噌汁について、天ぷらやラーメン、緑茶などについても説明する機会が度々ありました。
最近は日本酒も世界中でブームになってきているので、原材料や種類、作り方の工程などを説明したこともありましたよ。

現地で売ってあるインスタントラーメンや味噌汁にちょっと具材を足してアレンジする方法や、新鮮な魚が手に入る地域に住んでいるのであれば手軽に作れる海鮮丼(きれいな切り身でないぶつ切りタイプ)の作り方などを教えると現地の人にとっても喜んでもらえます。

最近、海外では大きなスーパーに行くと醤油や味噌、日本米、インスタント味噌汁やラーメンなど、基本的なものは売ってあるところが多いです。
海外の人にとって、日本食レストランに行かなくても日本食が食べれるほど身近になってきているので、現地の人に教えられる日本食に関する知識やアイディアがあるととても重宝します!



<伝統文化について>

日本の伝統文化についても知っていると役立ちます。
伝統文化の場合、知っているというより、自分でそれができると役立つというのが本当のところです。

茶道や花道などをはじめとする〇〇道、空手や合気道などの武道、着物の着方や折り紙に至るまで、長期にわたり海外に滞在する場合にこれらができると交流の輪が広まるのは間違いありません。

日本好きなマニアックな人になると、歌舞伎や盆栽、神社(神道)、日本刀や焼き物など、日本人ですら詳しく知らないような文化について聞いてくる人もちらほらいます。
また、伝統的な年中行事(雛祭りや鯉のぼり、お盆や年末年始の過ごし方など)などについても簡単に説明できるようにしておくといいと思います。

最初から全てを詳しく知っておく必要はないと思いますが、大まかな概要を知っていると会話も続きますし、さらにできると現地の人も大変興味深く楽しんでくれること間違いなしだと思います。

できると役立つ芸事などについては、ここで書くと長くなるので次回の記事で紹介する予定です。



<歴史について>


そして日本について知っておきたい知識の最後が、日本の歴史についてです。
最初の冒頭でも書きましたが、国によっては自国の文化や歴史に誇りを持っている人が多く、そういう人たちと話すことになった際には、日本史の概要について知っておくと自国のこともちゃんと知っていると相手にいい印象を与えることができます。


日本史といっても、時代や年代を事細かに覚える必要はありませんし、そういう説明をする場面に出くわすこともそうありません。
重要なポイントになるのは、日本がどのくらい歴史のある国なのかや、節目の出来事海外と関連する出来事などの概要を知っているかです。


日本は世界的に見ても長い歴史を持つ国の一つですし、天皇家においては世界の皇族の中で一番歴史があるとも言われているほどです。
また、島国ゆえに侵略された歴史がないこと、侍について(海外の人が侍と聞いてイメージするのはやはり戦国時代〜江戸時代だと思います)、鎖国をしていたこと、いつ西洋文化が入ってきたかなどは、説明ができるようにしておくと会話が弾みます。

また、ヨーロッパ圏に行くのであれば、ポルトガルから銃やキリスト教が伝わったこと、スペインへの慶長遣欧使節団の派遣、鎖国中にもオランダなどと長崎で貿易があったことなどを知っていると、現地の人も興味を持ってくれます。
アメリカであれば、鎖国を解いたきっかけがアメリカ人ペリーだと言うと現地人が喜んでくれます。笑


自分の滞在する国と日本の関係の歴史を知っていると、話した時により親近感を持ってくれるのでオススメです。
ただ、もし韓国や中国など歴史問題を抱えている国に留学や長期滞在をする場合は、避けた方が無難なトピックやなども多いので注意が必要です。




さて、今回は海外に留学・長期滞在する上で知っておきたい日本についての知識についてご紹介しました。
これを読んでここら辺の知識はある程度ある、と思った方もいれば、これはあまり知らないなと思われた方もいるかと思います。

海外で生活していると、必ず日本についての質問をされる日はやって来ます。
その時に備えて、日本についての最低限の知識を広く浅く知っておくと実際にその場面になった時に役立ちます。
知らないことやわからないことがあった方はぜひこれを期に自分で日本について調べてみましょう!



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最後までお読みいただきありがとうございました

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