フランスの無犯罪証明書とアポスティーユ

去年(2019年)の10月に、私用で必要になる予定だったフランスの無犯罪証明書を取得し、それにアポスティーユをつけてもらいました。
(トップの画像がその実物です)
忘備録もかねて、そして同じことをする必要がある人の役に立てばと思い、私が申請した2019年10月のときの申請手順をご紹介します。
フランスの無犯罪証明書
無犯罪証明書は フランス語で extrait de casier judiciaire といい、証明書番号でもある bulletin n°3 とも表記されます。
この証明書はフランスの法務省によって発行され、以下のページからオンラインで申請が可能です(無料)。
(フランス語のほか、英語、ドイツ語、スペイン語で閲覧できます)
https://casier-judiciaire.justice.gouv.fr/mai-web-b3-presentation/pages/accueil.xhtml?nocid=true
申請ページからまずEmailアドレス、名前や生年月日などの必須情報を入力していきます。
フランス国籍保有者以外は身分証明書のデータを添付する必要があります。
私は滞在許可証の両面と、念のためパスポートの写真ページも添付しました。
(最大4つのファイルを添付できます)
証明書の受け取り方法ですが、Eメールと郵送のどちらかを選択できます。
(郵送先はフランス国内や海外県はもちろん、海外にも無料で発送してくれます)
全必要項目を入力して送信すると、仮受付の状態となります。
入力したメールアドレス宛に、すぐに担当部署から自動配信で仮受付完了のお知らせとリファレンス番号、そして本受付のためのリンクが送られてきます。
その本受付のためのリンクに飛んで、確認ボタンを押すことで正式に無犯罪証明書の申請をしたことになりますので、ここの手順までしっかり済ませましょう。
私の場合、郵送でもぴったり1週間で手元に届きましたが、急ぎの場合はEメールでの受け取りにすればかなり早いのではないかと思います。
ただ、メールで受け取れても、自分でプリントアウトしたものがどれほど効力があるかは疑問だったので、私は郵送でフランスの自宅に送ってもらいました。
(だって、日本とかでもこの手の証明書は、提出先によっては封筒に入ってなかったら受け付けてくれないとこもありますよね?)
郵送で届いた証明書は開封無効と書いてありますので、提出先に出すまで絶対に封をあけないようにしましょう。
証明書はフランス語で発行されます。
フランスでアポスティーユを取得
フランスのアポスティーユ(Apostille)は、レンヌ高等裁判所(Cour d’appel de Rennes)が担当しています。
以下がそのHPです。
https://www.cours-appel.justice.fr/rennes/apostilles
基本的に、フランスでアポスティーユを申請する場合、申請は無料で、記入済み申請用紙とアポスティーユが必要な書類の原本、返信用の封筒(自分の住所を記入、切手を貼ったものか料金が前払いのもの)の3つを封筒に入れ、レンヌ高等裁判所に郵送するだけです。
<レンヌ高等裁判所の住所>
Cour d’appel de Rennes
Service des apostilles
Place du parlement de Bretagne
CS 66423
35064 Rennes cedex
アポスティーユの申請用紙は、無犯罪証明書用と、それ以外の証明書用に分かれています。
申請用紙には氏名や住所などの記入欄に加え、申請理由も記入しなければなりません。その際、提出先の国も明記する必要があります。
私はスペインの長期学生ビザを取得するため、フランスの無犯罪証明書にアポスティーユが必要でした。
なので、「提出先はスペインで、日本国籍者がスペインの長期学生ビザ申請の際には過去5年間で居住したことのある国の無犯罪証明書が必要である」という旨を申請用紙の記入欄にフランス語で書き、そして未開封の無犯罪証明書と返信用封筒と一緒にレンヌ高等裁判所に送りました。
裁判所に書類を送る際は、La Posteの書留郵便(recommandé avec avis de réception)で発送しました。
返信用封筒には、料金前払い&追跡番号付きの封筒(Prêt-à-Poster – Lettre Suivie:ピンク色)をLa Posteで購入して同封しました。
これなら、事前にこの追跡番号を記録して置くことで、届くのに時間がかかった場合でもLa PosteのHPから追跡ができます。
アポスティーユ申請ですが、書類が高等裁判所に届いた日から最大8日以内に手続きが完了するそうです。
私はレンヌから車で3時間かからない程度の比較的近場に住んでいたこともあってか、自分が発送した日から数えてちょうど1週間でアポスティーユ済みの無犯罪証明書をゲットできました。
また、レンヌ高等裁判所の受付時間内に直接出向けば、即日アポスティーユがとれるそうです(5通以上だと多少時間がかかる)。
フランス発行の書類のアポスティーユ申請も海外から可能ですが、先述した無犯罪証明書とは違って、海外の場合でも返信用封筒を用意しなければなりません。
ですので、日本から申請する場合は国際返信切手券を貼った封筒を同封するなどすればいいようです。
(その他の国でも、その国郵便局にこれに相当する切手券(英:international reply coupon)があると思います)
まとめ
今回はフランスの無犯罪証明書とアポスティーユの取り方をご紹介しました。
どちらの書類も、どこかに出向くことなく郵送やオンラインで完了するというのはとても嬉しいですね。
この記事でご紹介している情報は、私が2019年10月に実際に行った手順で、HPなどの情報はこれを執筆した2020年2月初旬時点での情報です。
フランスは、頻繁に申請書の書式や方法などが変更になったりしますので、実際にこの手続きを行われる方は、ご自身で最新の情報を公式HPなどで一度確認してくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました