スペイン 学生ビザ申請について -その3


前回
前々回の記事から、スペインの学生ビザ申請のために必要な書類やその詳細を紹介する記事を書いています。

以前の2つの記事では、留学期間にかかわらず提出が必要な書類の詳細を書きました。
(必要書類については次の段落の一覧をご覧ください)


それらに加え、留学期間が半年(181日)以上の場合に提出しなければいけない書類として、健康診断書と無犯罪証明書の2つがあります。

私の場合、この2つの書類で少し紆余曲折がありました。
というのも、この2つの書類については、2020年2月2日時点でもスペイン大使館のHPからダウンロードできる「留学研究ビザ申請方法」のPDFに記載されている条件とかなり違っていたからです。

(私が問い合わせた2019年11月時点で最新版のPDF資料があるのに、なぜそれをHPにアップしないのかという疑問はさておき)


これからビザ申請を考えている人は、まず大使館にメールして最新版のPDFを送ってもらうようにしましょう!!!



本記事ではその点も含めて、この2つの書類について詳しくご紹介していきたいと思います。


※ その他の書類の情報や詳細については前回前々回の記事をご覧ください。


<私が提出した書類一覧>

  1. 査証申請書 (ローマ字記入)
  2. 写真(4.5×3.5) 1枚
  3. パスポート(原本)とコピー1部
  4. 語学学校の入学許可書 原本とコピー (スペイン語)
  5. 海外保険の付保証明書 (スペイン語)
  6. 銀行の残高証明書 (日本語)
  7. 航空券の予約確認書(予約完了メールを印刷したもの) 2部
  8. 健康診断書
  9. 無犯罪証明書(日本・フランス) 各1部ずつ


健康診断書について


まず、健康診断書はスペイン大使館から指定されている雛形の診断書に記入してもらう必要があります。
また、発行から1ヶ月以内のものでなければいけません。

それに加え、前出のPDF資料には、「日本国外務省によって、しかるべく認証されたもの。」とあるのですが、これが紆余曲折の始まりだったのです。


外務省の認証とは、すなわちアポスティーユか公印確認になります。
しかし、調べてみると、アポスティーユか公印確認ができる診断書を発行できる医療機関は限定されているのです。

公印確認は、日本にある外国の大使館・(総)領事館の領事による認証が必要になるため、ステップがややこしい…
なので私の中ではアポスティーユ一択でした。

アポスティーユは赤十字病院か国立病院が発行した診断書にしか付けられない、とのことだったので、私は地元である長崎の赤十字病院に連絡。

すると、「個人の健康診断は受け付けておりません」との返事が…。

その後、佐賀と福岡の赤十字病院にも連絡しましたが、同じ理由、または「ビザ申請の場合はベルギーのものしか受け付けておりません」との回答が(なぜかは不明)。

九州の中心である福岡で出来ないなんて終わりだ…これはもうアポスティーユを諦めて公印確認を取らないといけないのか…と思い、大使館にこの件と他の質問があったのでまとめてメールすると…。


「最新版のPDF資料を送るので、こちらをご覧ください」と返事が来ました。

そして、送られてきた最新版のPDF資料を見ると、「日本国外務省によって、しかるべく認証されたもの。」の文言がなかったのです。


私の心労や時間を返せ!と思いましたが、この条件がなくなったことであとはすんなり進みました。

地元の病院で個人の健康診断をしてくれる&持ち込みの診断書に英語で記入してくれるところを探して予約を入れ、診断当日も20分ほど待てば診断書も無事ゲットできました。

健康診断と言っても、問診と聴診器での検診のみの簡単なものでOKでした。


要約すると、健康診断書については、スペイン大使館指定の雛形の診断書に英語で記入してくれる地元の病院で発行して貰えばいいことになります。

診断書はビザ申請日より1ヶ月以内に発行されたもの、また医師と病院の印が押印されていなければなりません。

病院で診断書を受け取る時は、この押印がちゃんとされているか確認するようにしましょう。


無犯罪証明書について


この書類は、各都道府県の県警本部や警察署で申請することができます。
(地域によって異なるので、それぞれの公式HPなどで調べてください)

長崎県の場合は県警本部でしか申請できなかったので本部まで出向き、指紋を取りました。

当日受け取りは不可で、目安として5日〜1週間後と言われたのですが、3日後には連絡が来たので受け取りに行ってきました。


これも前述した健康診断書と同様で、スペイン大使館のHPで現在公開されているPDF資料には外務省の承認が必要と書いてあるのですが、結局のところ承認は不要でした。

ただ、開封無効なので、ビザを申請する時まで絶対に開けないようにしましょう。


私は2019年10月までフランスに住んでいたので、フランスの無犯罪証明書も必要でした。

帰国ギリギリにフランスで無犯罪証明書の申請をした時はアポスティーユが不要ということを知らなかったので、手間かけて申請したのに…。笑

これを準備する時に疑問だったのが、「フランスの無犯罪証明書はフランス語だろうけどいいのか…?」ということでした。

ビザ申請に必要な書類は、基本的にスペイン語か英語か日本語と指定されていたからです。


でも、もしフランス語からスペイン語などに翻訳が必要な場合、また承認などややこしいことになりそうだし、お金もかかる…
よし、何も知らないふりしてそのまま提出しよう!!


スペイン大使館でのビザ申請当日、窓口で係の人がこれらの無犯罪証明書を開封されるのですが、「あ、これは…英語じゃないね。ちょっと聞いてくるから待っててください」と言われ、「やばいかな…」と思っていたのですが。

「まぁ大丈夫でしょう」と言われ、フランス語オンリーの無犯罪証明書で受理してもらえました。

結局、申請期間中も特に連絡もなく、すんなりビザをゲット。

ただ、受け取りに行った際に、別の係の人が窓口で問い合わせをしていた方に「提出する書類は、外国発行のものならスペイン語が英語じゃないといけません」と言っていたので、私はただラッキーだっただけかもしれません。

もし日本および英語圏以外の無犯罪証明書の提出が必要な方は、英語で作成してもらえるならそうしておいた方がよさそうです。


まとめ


さて、今回はスペインで長期の学生ビザを申請する際に必要な健康診断書と無犯罪証明書についてご紹介しました。

結論として、スペイン大使館で現在公開されているPDF資料には外務省の承認が必要とありますが、実際は不要でした。

冒頭でも書きましたが、このPDFではなく最新版の資料PDFがあり、スペイン大使館に連絡をすればこちらを送ってもらえます。

ですので、スペインの学生ビザを申請する予定の方は、まず大使館に連絡してこの最新版を入手するようにしましょう!
この記事が他のスペイン留学を目指す方の役に立ちますように^ ^



※ もし、もっと具体的な詳細情報を知りたい!という方がいれば、当ブログのお問い合わせフォームからメールをいただければ、できるかぎり情報を共有しますので、遠慮なくご連絡ください。



※ この記事内にある情報は、筆者が2019年12月に学生ビザを申請した際の情報に基づいています。実際に申請される場合は、スペイン大使館のHPから、または問い合わせをして最新の情報をご確認ください。

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最後までお読みいただきありがとうございました

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