フランス人ってどんな人?-特徴や性格-

最近は留学関係の記事が続いていたので、今日はフランスにネタを戻して書いてみようと思います。
フランス人と聞くと、皆さんはどんなイメージを持っているでしょうか?
お洒落とか、ロマンチックだとか、自己主張がすごいとか、プライドが高いだとか、いろいろな印象があると思います。
私も、フランスに引っ越すことが決まった直後は、フランスでの生活がどんなものかとか、フランス人がどんな感じなのかとかを調べていました。
フランスに住まなくても、旅行に行く時に気になる人もいるかもしれません。
今回は、私がフランスに住んでいた2年間で感じた、フランス人の特徴や性格を考察していきます。
まず、思いつくことをざっと一覧にしてみました。
* おしゃべりな人が多い
* 女性はもちろん、男性もおしゃれで意識が高い人が多い
* ロマンチック(特に男性)
* 自己主張が強い、はっきり言う
* サービス精神や気遣いが基本的にない、マイペース
* 謝らない、言い訳が多い、いいかげん
* フランス語以外話せない人もかなり多い
* フランス大好き!!!地元大好き!!
一つずつ見ていくと、まず、老若男女問わずおしゃべりな人が多いです(パリなどの大都市は違います)。
仕事の真っ最中でも、ランチの時でも、エレベーターで一緒になっても、レジの待ち時間でも、とりあえずしゃべる人が多い。
相手を知っていようが知るまいが、気軽に世間話をしてくる人は多いです。
レジで後ろに並んでいる人がいでも、お客さんとレジ打ちのスタッフさんがおしゃべりし続けたりなど、たまにおしゃべり過ぎて、日本人の感覚からするとイラッとすることもあります。
年配の人なんかは、マシンガンのようにずーっと話してくる人だっています。
知らない人にも気軽にBonjour(ボンジュール・こんにちは)で挨拶が基本で、お互い立ち止まれば会話がスタート。
フランス語が分からずとも、目があった人にはぜひ挨拶しましょうね。
フランスはおしゃれな人が多いと言う印象を持つ人は多いと思いますが、私もそう思います。
女性はもちろん、男性もそう感じます。
フランス人は、日本人のように流行を追っておしゃれをするのは若い世代だけ。
社会人になると、流行り廃れのないシンプルな着こなしに小物でアクセントを入れるような上品なおしゃれの男女をたくさん見かけます。
一昔前に『フランス人は10着しか服を持たない』という本がベストセラーになりましたね。
正直、みんな10着以上は余裕で持っていると思いますが、ベーシックな物を上手に着こなす印象です。
そして、日本人男性とフランス人男性を比べた時に、一番差が出るのがスーツだと私は思いました。
日本人男性はまだダボっとしてボディーラインに合ってないスーツを着ている人もよく見かけますが、フランスではそれはほぼありません。
ヨーロッパ全般で言えることですが、自分のボディーラインに合ったスーツ、そしてネクタイやシャツもおしゃれな物を取り入れている男性の多いこと!これには本当に感服です。
そして、愛の国と呼び名の高いフランスは、本当に愛の国でした。笑
場所を構わず、老若男女どこでもイチャイチャしています。
おじいちゃんおばあちゃんも手をつなぎながらお散歩&キスしています。
夜の地下鉄の駅やバス停などは、別れを惜しむ?カップルのイチャイチャ度合いが半端ではありません。
日本人がそれを見ると、やっぱり分かってはいても最初はこちらの方が恥ずかしくなるくらいです。
日曜日の市場に行くと、花を奥さんや彼女に買っていく男性も多く見かけます。
日本とは全く違いますが、慣れるととても微笑ましく感じてほっこりしますよ:)
ロマンチックな男性が好きな女性は、フランス人男性などはいかがでしょうか?笑
去年、日本のニュースでも取り上げられていましたが、フランスでは2018年の秋から「黄色いベスト運動」とよばれるデモが長期に渡って続いています(現在はかなり下火です)。
私がフランスに住んでいて驚いたことの一つが、デモやストが多いこと!!
フランス人は「権利」や「不満」をしっかりはっきりと主張します。そのせいもあってか、自己主張も強いです。
私の印象では、フランス人はフランス革命で自由と権利を勝ち取ったことを誇りに思っており、それが現在も脈々と遺伝子の中に受け継がれている感じがします。
意見を言ったりアイディアを出し合ったりする時などは、「私は〜」「でも〜」というフレーズが飛び交い、場の雰囲気はおいといて、とりあえず言いたいことは言う、といった具合です。
自己主張が苦手な人が多いとされる日本人から見ると、フランス人は強調性がない、ワガママ、KYなどと写ってしまうかもしれませんが、これが彼らの文化とライフスタイルなのだと思ってください。
また、日本人がフランスへいくと、フランス人の店員やスタッフの気遣いやサービス精神のなさに驚いてしまうかもしれません。
例えば、日本だと、レジに列ができていると他の応援スタッフが他のレジを開けて対応したり、手際良く対応したり、お客様として扱ってくれますが、フランス人はそこはマイペースで割り切っているのです。前述したおしゃべりも加わり、基本的に日本より時間がかかります。
人が並んでいようが、自分の仕事が商品陳列でレジ担当でなければそれ以外はしない(知らないorできない)、忙しくても自分に関係なければ関係ない、プライベートな理由で仕事のアポや予約をキャンセルするのもいとわないなどということも日常茶飯事です。
フランス旅行にツアーで参加し、こんな場面にでくわして集合時間に遅れてしまった、なんてこともありえますので、少し頭に入れておくといいかもしれません。
そして、私がフランスで一番苦労したのがこれ、「謝らない、言い訳をする、いいかげん」の三拍子です。
全てのフランス人がそうだとは思いませんが、彼らが仕事をする際にこの特徴が顕著に現れると思います。
レジの打ち間違いはしょっちゅう、届くはずの荷物が届かない、同じ職場でも人によって言うことが違う、自分の間違いが分かった時でも謝らずに、「本来は私の担当範囲じゃない」とか「しょっちゅうルールが変わるから分からない」とか「前は違った」とか言い訳をする…etc.
フランスに旅行に行く場合はレジの打ち間違いなど軽微なミスに出会うことが多いでしょうが、留学や長期在住となると行政手続きや保険の手続きなどでこういう場面に多々でくわします。
これが原因で旅行中や長期滞在中に嫌な思いや経験をする人は少なくないと思いますので、あらかじめ念頭においておくと「ああ、これがそういうことか」くらいで乗り切れるかもしれません。
日本人は英語が話せない人が多いと言われますが、私はフランス人も英語が話せない人は多いと思います。
パリやリヨンの大都市、その他の観光地やその周辺のお店ではだいたい英語が通じますが、ちょっと田舎の方に行くと、英語のえの字も通じないこともしょっちゅうです。
年齢が関係してるのかと思いきや、若いショップスタッフでも「グリーン」とか「ラージ」の単語すら英語で出てこない人も…。
そして、英語を話すことに抵抗があるのか、英語で何を言っているのか分かってはいても、返事はフランス語でされるパターンもあります。
フランス旅行に行かれる際は、英語はどこでも通じるわけではないことを念頭におき、フランス語が分からないのであれば指差し会話帳などを持参したり翻訳アプリをダウンロードしておくことをオススメします。
そして最後、フランス人のイメージとしてよく言われるのが、プライドが高くフランスという国や文化に誇りを持っている、という点です。
これは本当にその通りで、多くの人がフランスが大好き!
(海外に出た経験があるフランス人は、そこまでフランス愛を押し出さず、逆にフランスが嫌だという人も一定数います)
フランスに住んでいた2年間、フランス語の先生たちや近所の人たちなどと交流をする機会が多々ありましたが、
「フランス語は世界で一番美しい言語だ。フランス語を勉強できてラッキーだね」
「フランスはご飯も美味しいしなんでもあるし、フランスに住めてよかったね」
「日本食も素晴らしいがフランス料理がやっぱり一番だ」
「フランスはヨーロッパのリーダーだ」
「フランスは歴史も文化も素晴らしい国だろう」
などなど、フランスを絶賛する言葉を多く聞きました。
控え目で謙遜する文化を持つ日本人からすると、押し付けがましいとかお高くとまっている、と感じる人もいると思います。
あまりにもフランスフランス言われると、自分の文化が劣ってると言われているような錯覚に陥ることもありますが、慣れてくると自分たちの国や文化をあそこまで誇らしく思えるのは素晴らしいことなんじゃないかとも思うようになりました。
これに慣れてくると、彼らに負けじと私も日本アピールをするようになりました。笑
今回は私がフランス在住中に感じたフランス人の特徴や性格をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
もちろん、人によって感じ方はさまざまですし、フランス人と言ってもこれらの特徴に全く当てはまらない人もいます。
ただ、フランスに旅行や長期滞在をする場合は、フランス人の特徴などを事前に把握しておくと心の準備ができると思うので、ぜひ参考にしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました